一ヶ月ほど前、近所の方々が自宅前で車のタイヤ交換をしている光景を目にしていたのですが、北海道はいよいよ冬タイヤが活躍する時期になりました。

 

タイヤといえば、子供の頃、家から少し離れた場所にある公園にタイヤの遊具がありました。イメージとしてはブランコの座面がタイヤになっているようなもので、憧れの遊具でした。

遠足でその公園に行くと、やはり皆それ狙いで、乗るための順番待ちの列ができていました。

皆、一定の時間楽しんだらタイヤから降り次の子に譲る…というのを繰り返していて、自分も同じようにしていました。全員きっと心の中では、『もっと乗っていたい』と思っていたと思いますが、お待たせせずに自分に譲ってくれた子や次に待ってる子のことを考え、いつの間にか自然とつくったルールを守り遊んでいました。

 

そのときの清々しいような気持ちをなぜだかよく覚えていて、当時はうまく言葉で表現できませんでしたが、皆でつくったルールで気持ち良く楽しく遊ぶことってカッコいいなぁと思っていたんだと思います。

 

タイヤの遊具もとても魅力的でしたが、それをつかう側もなかなかクールだったなと思います。

 

日々の生活の中で一つの課題に直面したとき、それに関わる全員が納得する結論を出すことは難しいこともありますが、なんとか皆が気持ち良くいられる方法はないかと『工夫すること』は大切にしたいと思います。